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掲載メディアを活用しよう

 

掲載メディアを活用しよう

 

あなたの書いたプレスリリースが取材につながり、新聞やネットニュースなどに掲載されたり、テレビに取り上げられたりしたとします。産業紙はもちろん「日経新聞」などの全国的な経済紙や、視聴率の高い番組への露出は、多くの広報効果が見込めます。

 

この効果を最大化するために、今回はメディアの二次利用について押さえましょう。

 

「勝手に使っちゃえ」は絶対NG!

 

前提として、新聞や雑誌に掲載された記事や放映されたテレビ番組などの著作物には、著作権があります。たとえば、勝手にPDF化して自社ホームページに転載したり、コピーしたものを営業資料として配布したりすることは、著作権法に違反します。

 

もし、許可を得ずに二次利用をしていることを指摘されてしまえば、良いイメージが生まれるどころか会社の評判はガタ落ち……そんなことにならないように、掲載メディアの二次利用をしたい場合には、必ず事前に問い合わせましょう。

 

報道各社により、企業による記事などの二次利用の申請フローは異なります。

 

新聞・雑誌各社のホームページには、記事利用の申請をするためのフォームが掲載されていることが多いですが、見つからない場合は知的財産・著作権管理の窓口に確認しましょう。また、営利目的の場合は利用料金がかかることがあります。

 

テレビ番組の場合は、担当のスタッフに確認を取るといいでしょう。ちなみに、テレビ放送されたカットのキャプチャー画像をSNSで拡散している場面を見かけることがありますが、こちらも引用のルールを満たしていない場合は望ましくありません。企業としてPRに利用する場合は、必ず許可を得てくださいね。

 ステークホルダーに対する信頼感が高まる

掲載メディアを活用すると、

ステークホルダーに対する信頼感が高まる」
効果が得られます。

最もわかりやすい効果は、あらゆるステークホルダーに対して、「信頼できるメディアに掲載された=信頼できる商品・サービス・企業だ」という印象を持ってもらえること。

 

会社のPRに効果的と思われるメディア掲載があった場合は、きちんと二次利用の許可を取った上で、まずは自社ホームページに掲載しましょう。ホームページに掲載する際も、期間や方法などについて一定のルールがあるはずなので、あわせて確認してくださいね。

 

SNSに力を入れている企業であれば(ぜひ力を入れていてほしいですが……!)、同時に企業の公式アカウントでも同様の内容をシェアしましょう。社員に “拡散” を募るのもお忘れなく!

 

アナログですが、会社案内や営業に使用する資料、DMなどに同封するのもいいですね。

 

また、次の項目とも重なりますが、社員の家族や友人にも伝わる機会を増やすことで、「◯◯さんはいい企業で働いているんだな」と思ってもらえる可能性が上がります。社員自身へのまなざしが良くなると、社員は仕事に対してよりポジティブな感情を抱くようになり、中長期的に会社にいい効果をもたらすでしょう。

 

社員のエンゲージメントが高まる

 

程度の差はあれど自分が関わった仕事が評価されるのは、仕事人であれば誰でもうれしいもの。

 

「◯◯に掲載されました!」「△月△日に、◯◯という番組に取り上げられます」など、簡単にでも社内に共有することで、社員のエンゲージメント(仕事に対するポジティブで充実した心理状態)の向上につながります。

 

採用広報につながる

 

余談ですが、掲載メディアの二次利用は、採用面でも効果てきめん。

 

新卒にも中途にも、まったくの無名企業よりは、実績がある会社が選ばれます。採用担当と連携しながら、採用広報に活用する方法を探ってみるとよさそうです。



プレスリリースからメディア掲載を獲得することで、さまざまな副次的効果を見込めることがわかりました。取材や掲載につながったあとも、広報担当が抜かりない仕事をすることが大事。最後まで手を抜かずに、走り抜けてくださいね!