HARVEST クラウド型 AI 広報支援ツール

魅力的なプレスリリースが10分作れるツールです。プレスリリースに関するTipsを配信

プレスリリースの届け方の方針を決めよう

f:id:m-Lab:20201102165058j:plain

 

プレスリリースの届け方についての方針を決める

「自分の会社ではどうしてプレスリリースを出すのか」ということについて理解したら、次のステップでは具体的な方針を決めていきましょう。

つまり、実際に手を動かすまえに、


「どのようなニュースを」

「どれくらいの頻度で」

「どうやって届けるのか」


因数分解していきます。

 

まず、どのようなニュースを届けるのか。

 

新しいサービスや商品についてのリリースのほか、あなたの会社にとって効果的な広報をするためには、どのようなニュースをプレスリリースとして発表すればよいでしょうか。

 

 

たとえば、先進的な企業というイメージを浸透させたいなら、

自社のユニークな社内制度や福利厚生の内容を発表してみると反応があるかもしれません。社会において価値のある企業だということを積極的に伝えたいなら、CSR(corporate social responsibility=企業の社会的責任)に関する取り組みをリリースにするといいでしょう。

 

 

「自社が実際にどのような企業であり、今後どんな姿に見られたいか」を念頭に置き、採用部門等とも連携しながらリリースの内容を考えるとヒントが生まれてきそうです(ネタ集めについては、別の記事でも取り上げる予定です)。

 

次に、どれくらいの頻度でプレスリリースを発表するのか。

ただやみくもにリリースを連発しては、社会にもメディアにもいいイメージは持たれません。

 

特に、忙しい日々を送るメディアの方に対してニュースバリュー(報道に値すると認められるニュースの重要性や価値)のあまりにも小さいリリースを送り続けることは、自社の価値を下げてしまいかねない悪手と言えるでしょう。

リリースの大量発表は、やる気がみなぎる新人広報の方ほど陥ってしまいがち。

 

広報のプロフェッショナルとして仕事をするのであれば、業務の中で「メディアはどのようなニュースを欲しているのか」という視点を身につけていくべきです。

 

ただ、数ヶ月に一本程度のペースでしかリリースを発表しないというのも、広報のインパクトが小さくなってしまうというもの。

 

正直、リリースの頻度に関しては「これが正解」という答えはありません。

 

自社にとってベストな数はどのくらいか、広報担当者としてプレスリリースの作成や配信にどの程度リソースを割くことができるのか……

 

総合的に判断した上で、おおよその目安を決める程度に留めておくのがよさそうです。

 

 

どうやってプレスリリースを届けるのか。

 

プレスリリースの届け方には大きく分けて、メディアに直接届ける方法とプレスリリースサイトを利用する方法があります。

 

これらは両輪で走らせるのが通常ですが、それぞれのメリットは何でしょうか?

 

メディアに直接届けるメリットは、プレスリリースサイトを利用する場合よりもニュースとして取り上げてもらえる可能性が大きくなるということ。

 

 

ただ、「メディアキャラバン」などを通して、事前にメディアや記者さんと面識を持っておく必要があります。

 

メディアキャラバンとは

メディアキャラバンとは、メディアや記者さんに直接アポイントをとり、情報提供や関係構築のために訪問すること。メディアや記者さんのニーズや興味関心、日中のスケジュールなどを知ることができる機会でもあります。あなたの会社は、どのメディアに取り上げられれば影響力がより大きいでしょうか。

 

また、あなたの会社が取り上げられたいメディアは、どんな情報を欲しがっているでしょうか。

常日頃からそれを理解しておくために、メディアキャラバンは重要です。

 

プレスリリース配信サイトを利用するメリットは、メディアとのコネクションがない状態でも、配信サイトが提供するリストから複数のメディアにリリースを届けられること。

配信されたプレスリリースは大手情報サイトやニュースサイトに掲載・転載されることもあり、ネット上で情報が拡散されることが期待できます。

 

プレスリリースをメディアに直接届けたいのであれば、普段の広報活動の中で、メディアや記者さんとの関係性の構築をおこなっていきましょう。

 

プレスリリース配信サイトを利用する際は、各配信サイトの利用料金や特長などを比較し、自社にとってベストな選択肢を探ってみましょう。